美しいものしか信じない

イベント忘備録

「興津くんがインフル組にタマァ取られた」

ゴクドルミュージック発売記念イベント2019113日(日)@星陵会館

 

 

懸念していた興津さんのインフルによる欠席。

漢組のゴクドルミュージックを楽しみにしていた私には辛い宣告であった。

なんなら今日はキンブレをカバンに4本も忍ばせていた。

小野さんのライブですら2本だというのに。

 

興津さんはどうやらインフル組にやられちまったらしい。

魂だけはここ(会場)に届いてる、と時折遠くをみつめる小野さん。

死んでない!死んでないよ小野さん!

残念ながら漢組のゴクドルミュージック披露はないなと思いつつも、

出演者の欠席をここまで笑いに変えられる空気感は心地よく、

最高のオープニングになった。

 

トークテーマはそれぞれ好きだったシーン。

虹組はこのアフレコは一夏の青春だとまとめていて、その話を見守る目が親戚のお兄さん。優しい目。

しかし監督がぶっ飛んでいるので、下ネタの応酬となる。

小野さんは放尿で虹がかかるシーンが好きだと言っていた。

あとなぜか日野さんと監督が質問を覚えられない病にかかる。

  

レコーディングの話にも。

スケジュールパツパツの中、「漢組のOPED録りたいんですよ~へへ。でも難しいんですけど、でも録りたいです。7話なら入れられますね!録りましょう!」みたいなノリでレコーディングして急遽入れたとか。

ありがてぇ

 

 

ちょっと脱線するが、イベント後に合流した友人に「上手(かみて)側が神席だったね」と言われた。

恐らくゲームコーナーの2回戦を指していると思われるが、

言っておこう、そんなことは全くない、

 

 小野さんの人見知り力をなめてはいけない  

 

と。

 

 

この日のゲームコーナーは伝言ゲーム。

とあるキーワードがあり、口の動きのみでヘッドフォンをつけた相手に順々に伝えていくもの。

ヘッドフォンからは大音量の「U.S.A.」が流れているため、伝える側は声を出してOK

そして勘のいい人なら気づくと思うが、この選曲はグッジョブすぎるチョイス。

 

虹組、漢組に分かれて勝負。司会のエンドウ.さんも漢組、監督は両チームに参加。

 

「虹組が勝てばこの後のライブに1曲『星のかたち』が追加されます。

 漢組が勝てば賞金1000万!最近流行りの金のバラマキです(ZOZO社長のこと)。」

と発表されたので、なるほど、と会場中がこの勝負の趣旨を理解する。

小規模会場なのでこの辺の統率感はとても気持ちがいい。虹組の勝利が内定した。

もちろん虹組のお題も簡単だ。なんなら今説明があった「星のかたち」がキーワードに設定されるというこの親切設計。

間違えるはずがない、と思ったのも束の間、一人目から大幅にずれていくキーワード。

結局「恋のサカズキ」で不正解となった。

最初の三文字「ほしの」「こいの」の子音が同じだったので仕方ないのだが、指折り発音して6文字を伝えようとした貫井さんの努力が、なぜか直後に7文字でカウントされた瞬間はとても切なかった。

そして見所はもうひとつあり、伝言中以外のメンバーは基本的に暇。

繰り返すがヘッドフォンからは大音量のU.S.Aである。

DGSで話題に出て、その後フーターズ回や、ddtでも話題にのぼったりD.A.Tの「AXIS」のダンスに取り入れてしまったり、小野さんが黙っていないはずがないのだ。

しかもここで重要なのは、小野さんはヘッドフォンをしていない!

虹組の残り2人がキャッキャ踊る中、俺も聴きたいと言わんばかりにうずうずとし、わざわざ置いてあるヘッドフォンにマイクを向けて会場に「U.S.A.」を聴かせたり、ちょいちょい踊り出す推しはとても可愛かった。

その後漢組のターンとなる。

ついに小野さんの本気のUSA

と思ったのも束の間、

あぁー!!1人目のプレイヤーなのでヘッドフォンがつけられない!!!笑

これは残念すぎる。

 

しか日野さんナイスアシスト。

よく知らない曲らしいのに断片的に歌う踊る。

便乗する小野さん。踊れたね!!やったね!!!(お遊戯会に参加する保護者の目線)

 

漢組へのお題は「私、女の子なんだもん」というゴクドルミュージックの歌詞。

伝える小野さんは体くねらせたりしてなんとまぁ可愛いこと。

そして、一文字ずつ伝えようとする周りのメンバーとは違って、

 私 / 女の子 / なんだもん

の区切り方で伝えようとして何度も繰り返していた。

これは正攻法な気がする。一文字ずつでは聞く方も正解を導きにくい感じがした。

おかげで日野さんには「私女の子だもん」と伝わった。

ちょっと首を傾げながら、そして貫井さんに「なん、が抜けちゃった」的なお話をしながらも満足そうに見守っていた。直後に崩れるけどな。

 

そして両者ともハズレ。

再チャレンジが始まる。

虹組は再度ハズレ、「おしりさかむけ」という今日一番のパワーワードが生まれる。

 

そしてついに小野さんヘッドフォンチャンス!(私はなにを楽しみにしているのか)

さらに回答者で3人目ポジションなので、

来ました!上手サイドチャンス!!!!!

そう、何を隠そう私の席は上手のサイドだった。

星陵会館は会場の作りが独特で、私の席はステージよりやや外側で90度左を向いており、

出演者が左を向いた瞬間に相対するという作りをしている。

 

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(公式よりお借りしました。この右席)

 

つまり、ヘッドフォンをしてU.S.Aを聴き、伝言の順番が来るまで時間を持て余す小野大輔さんと正面で向き合う席なのである。

 

 

羨しかろう!!!私もそう思ってた!!!(フラグ)

 

 

一緒にU.S.Aに便乗して踊ろうぜ!伝言ゲームなんてどうでもいいぜ!くらいには思っていた。

推しは一枚上手だった。

 

 

え!?どこ見てるの!???!!!!?!!?

 

 

ステージ上手側の上部(もちろんなにもない)をただ真顔で見つめる小野さん。

友人が「小野さんモゴモゴしてるの見えたんだけど、そっちと会話してたんじゃないの?」

当たりです。モゴモゴしてました。いや、モゴモゴしてただけなんです。

なんと口すら開けてない。あれなに?

誰が想像したことか、大好きな「U.S.A」を真顔で踊ることなくただ爆音で聴きながら空虚を見つめる小野大輔を。

小野さん以外の出演者全員がステージ上で伝言ゲームを楽しんでいる。

いや、客席も。

小野さんだけが何が起きているのか知ることはできない。

そうか、そうか

 

うん、そうなるな

 

 

この後ライブのために転換となり、間を漢組+監督のトークでつなぐ。

監督は東映えいがまつりでゴクドルズの下ネタ回を放送したいらしいが、

どうやらこのイベントは子供向け。

5分番組でいいから!と謎の譲歩。

 

5分のために集められるのかよ!と小野さん。確かに。

下手したら俺らは出番ないじゃんと日野さん。確かに。

 

あと昨年の54日の誕生日はゴクドルズのアフレコで誕生日をお祝いしてもらったんだそうです。よかったね。

そして打ち上げは感動的だったとか。

ところで、話の途中でライブの準備OKがフリップで出ているんだけど、小野さんは話を繋ごうと真剣だし、監督は喋りたいことが山程あったりして、

司会の方が先に行きたくてうろたえている状況に客席だけが気づいてクスクス笑うという構図に。

ちょうど「キャスティングってどうやって決まったんですか?」の話のあたりで、

小野さんが「なに?」と客席の反応の意味が本当にわかってない感じで聞く。

司会の方が「そろそろ~」を入れてしまうが、日野さんおかまいなし。

「もっと話してもいいですか!」で盛り上がる客席。

みんなひとり客とは思えない団結力!

この日連番席ないのに!いいぞ!

 

そしてもうちょっと話しますか~(司会かわいそう)から、

キャスティングの話に戻る。

3人が3人ともをオーディションを受けて、スタッフもおもしろい3人を取った、というニュアンス。3人選んでからその後配役を決めたということかな。

なにせ小野さん曰く、漢組は個体差あんまない、ということなので問題なかったのでしょう。

 

そしてやっとライブに行く流れへ。

 

 

「星のかたち」で「ハァ~」ってため息つくたびに目を閉じて小首をかしげてしゃがむ虹3人の可愛さはやばかったです。

OPEDともに曲が好きなので、全力で楽しむ予定だったんだけど、

さっきまでの推し可愛さの余韻が酷く、

心がふわふわしたままキンブレを3色振っていた。

 

で、ゴクドルミュージック。

これ、今でもフラッシュバックする。

 

このあとに漢組バージョンはやっぱないんだろうな

 

と思ってたら急に開く舞台袖のカーテン!!!!!!!!

 

小野さんが満面の笑みで乱入して来て、つんのめりそうなくらいに前に出て

 

「パーリラ!パリラ!パリラハイハイ!!!!!!!」(ハイハイが本当にうるさい(褒めている))

 

めちゃめちゃ盛り上げて来る!!!!!!!

サプライズ登場と、出演者のテンションに負けじとやばいくらいに盛り上がる客席。

 

めっっっちゃくちゃ楽しかった!!!!!!!!!

 

そして最後のシメで写真にも上がったあの片足上げて小指立てるポーズ!

誰ですか!その振付師は!!いますぐ口座番号を教えなさい!!!

 

可愛いが飽和してイベント終了。

みなさんがまた2期やりたいです!と挨拶し、

監督のみが東映えいがまつりに出たいです!と言い残したところで終了。

 

最後ステージ袖で、

 

「ラブラブぴょんぴょん!!!!!!(超ドス声)」

 

と言い残して去っていく小野さん。

 

掃けて行く様子が見えたけど、役に入ったままなのか、日野さんを振り返ることもなくのしのしと堂々と去って行かれるのも、手応えを感じているのが伝わってとても良かった。

 

いい2019年の幕開けとなりました!

 

⋂⋂⋂⋂
( ̮ )

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永谷園の提供でお送りしました。